毘沙門天まつり
2013年11月03日
11月3日 法福寺では、「毘沙門天まつり」にちなみ稚児行列が行われました。
子供の健やかな成長を願い、本堂でお子様おひとりおひとり名前が読み上げられ御加持を受けられました。
お父様と一緒にちょっとはにかみながらポーズを決めて☆ (*ブロブ掲載に承諾下さりありがとうございます!)
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毘沙門天は、七福神の一神(財福神)として、また四天王の一神・多聞天として信仰されますが、サンスクリットの漢訳の音訳―毘沙門か、意訳―多門天かの違いであり本来同一の神で、古代インドの神が仏教の守護神としてスカウトされたものです。その像は、ギリシャのヘルメス神、ローマのメルクリウス(マーキュリー)、クシャン族のファッロー神、インドの王ヤクシャ像が合成されたイコンで、北方を守る神としてガンダーラで成立したのは、印度クシャン朝の頃とされます。そして四天王の一神となり、単独の護世天王として格別の崇拝を得るのは、クシャン朝後の五・六世紀となります。
毘沙門天は特に厄除け・家内安全・商売繁盛での御利益があります。
本日改めて、お子様方の健やかな成長とご家族のご多幸をお祈り申し上げます。